店のナマエ

「ベイ」だっけ?「バイ」だっけ?

ほとんどの人が、そんな感じになる名前。

実に読みにくいので、ちょっと申し訳なさも感じています。(一応、バイです)

 

一般的にお店の名前は、他の店と一緒じゃなくて、分かりやすくて、読みやすくて、そして覚えてもらいやすい。というのがセオリーのようですが、名前を考えている時はそんな事は考えず、結局、分かりにくくて、読みにくくて、覚えにくい名前になりました。

やっぱり僕は、犬を飼ってもポチとはつけないし、猫を飼ってもタマとかミケとかはつけないタイプの人間のようです。

 

ドイツ語で「bei」とは、「○○のそばで」のような意味。

特別な珈琲より、良い時間の為の珈琲が作れたらと焙煎を始めました。

珈琲が主役では無く、人や時間が主役になるような意識で珈琲と関わりたいと思っています。

結果的に名前もそんな感じになっていました。

もちろん、最初はそこまで考えていませんでしたが、時間と共に自分の中で意味合いが増してきて、後付けがたくさん出来て、自分を納得させる理由が出来ました。

 

正直なところ、今となっては、名前はあれば便利だけど、そこまで重要ではないかなと思っています。

バイでも良いし、ベイでも良いし、遠藤くんのとこの珈琲でも何でも良い。

意味がありそうだけどなくて、なさそうだけどある。そんな名前。

分かりにくくて、読みにくくて、覚えにくいので気に入ってます。

《珈琲豆の購入はこちらから》