少し前に、真鍮のペンダントランプをお迎えしました。
外側は、漆をベースに顔料を混ぜた塗料で着色し、熱を加えながら刷毛で「おはぐろ」を擦り込むことでムラや表情をつけ、
内側のボコボコした模様は、「鍛金(たんきん)」という加工で職人が1つ1つ金鎚で鎚目(つちめ)をつけているそうです。
円錐のシンプルなデザインで静かな佇まいでありながら、なんとも手の込んだランプ。
「経年劣化」ではなく「経年変化」して、真鍮ならではの風合いが増していったら良いな。
人間も「劣化」ではなく「熟成」と、時間の経過をポジティブに捉えていけたら。。。
そしてなにより、
ばあちゃんの風鈴とお揃いのカタチだ。