特別な生活をしているわけでもないし、特別な珈琲を焼いているわけでもないのですが、日々の生活からちょっとだけ背伸びしたら届くくらいの、日常と非日常の合間を求めています。
現実を忘れるほどの非日常はそこまで求めていないのですが、理想と現実、日常と非日常をユラユラといったりきたりしたいのです。

昨年末にご縁をいただいたcachecache candleさんのろうそくを迎えました。
米沢であれば冬の雪灯篭、東北であれば震災復興のイベント、はたまた誰かの誕生日や、故人に手を合わせる時。
ろうそくを灯すという行為は身近にあったのに、自分の為にろうそくに火を灯すことは少なかったように思います。

小さくても火を扱っているという少しの緊張感と、柔らかな金木犀の香りと、火の揺らぎ。
いつもとは違う時間が生まれる気がします。
呼吸を整え、感情を整える。
自分と向かい合うような時間になりました。
フッと吹き消した後に残る金木犀の香りも優しく漂い、そこに時間があったことを再確認させてくれるようでした。
もうすぐ3月も終わり。びっくり。
