居場所

昨年の雪が舞い始めた頃のことですが、近所の鬱蒼と茂っていた木が伐採され鳥がいなくなりました。(主にカラス)

居場所を失った彼らは、どこにいくのだろう。と、自分と重ねて見ていました。

今のポジションや居場所だって永遠ではないし、いつも会っていた人と急に会えなくなったりするかもしれない。

ずっとあると思っていたお店も、あっけなく終わったりする。

懐かしい場所も、懐かしいと思う頃には無くなっているかもしれません。

 

思いとは裏腹に。です。

 

選ばなかった方の人生を横目で気にしながら、過去を後悔しているうちに容赦なく過ぎていく時間。

 

願いに手がかかるのが先か、目指す場所が無くなるのが先か。

もしくは気力が無くなるのが先か。

 

焦って生きているのです。